腸内細菌を移植|腸内環境を整えるには

腸内細菌を移植

腸内細菌を移植するって?

腸内フローラは腸内の細菌を顕微鏡で見たときに、花畑のようだということからこのような言い方をしています。この腸内フローラはそれぞれの花畑があるように人によって違います。それはその人が子どものときからの食生活などにも関係があるとも言われていますが、その人によってひまわりの多い畑だったりチューリップの多い畑だったり、はたまた雑草が多い畑だったりするわけです。

 

例えて言えば、ひまわりの多い腸内フローラの人はスミレやチューリップがあれば、もっと健康的にも良い効果があるはず。そんなときにはチューリップの多い人の腸内細菌を移植してチューリップを増やすというものです。

 

また雑草の多い人はきれいな花の多い腸内細菌をもらって移植することで、きれいな腸内フローラを作る方法となります。もともと善玉菌が増えないで悩んでいる人や、善玉菌の種類が偏っている人などに高い効果が期待されるこの方法を糞便移植と言います。

 

腸内細菌移植の方法

糞便移植というとちょっと聞こえが悪いようです。人の糞便には腸内の善玉菌が入っており、そこで健康な人の善玉菌を糞便から摂取して腸内に移植するというものです。移植方法は他人の便から微生物を特殊技術で取りだし、肛門から抽出した腸内細菌を、チューブで腸内に注入して移植する方法がメーンとなっています。

 

カナダの研究者から画期的な方法として、カプセルによる経口摂取方法が発表されました。糞便微生物を新技術で取りだし、それを腸内まで届くカプセルに入れて摂取することで移植していく方法となります。しかし経口摂取ということに抵抗のある人も多いようです。

 

太った人の腸内細菌をマウスに移植したところ、マウスが太ったという結果があり、腸内の細菌によってその人の肥満度まで違ってくるのです。動物が親の糞を子どもに食べさせるという行為がありますが、これこそ善玉菌の移植行為だったのです。

 

糞便移植の効果

オランダの研究グループによると45件の研究が発表され、うち34件はクロストリジウム・ディフィシル感染症での効果の検証を行ないました。7件は炎症性腸疾患、またメタボリックシンドローム、便秘、回腸嚢炎、過敏性腸症候群は1件ずつでした。クロストリジウム・ディフィシル感染症は33の症例で改善が見られ、下痢は糞便移植を繰り返すことで94%が改善されたという報告がされています。

 

また潰瘍性大腸炎のケースでは症状が68%消滅したと言われています。過敏性腸症候群は70%の改善、便秘は100%の回復。メタボリックシンドロームのケースも血糖値が下がりやすくなるインスリンの感受性が高くなったという結果が出ています。このように糞便移植という方法が腸内環境の改善法として今注目されているんです。

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